開催報告

Posted on 2017-10-30
平成29年10月28日(土)『羽田空港・歴史さんぽ』開催報告

私たちHASMの新事業『羽田空港・歴史さんぽ」を10月28日(土)に開催いたしました。
今回は大田観光協会様、日本空港ビルデング株式会社様、大田区立郷土博物館様、国土交通省東京航空局東京空港事務所様のご協力により、14名のお客様をご案内し無事終了いたしました。

この事業は「羽田空港はなぜ日本の空の玄関になったのか?」というテーマで、羽田に飛行機が来た100年の歴史を実際にその地を歩きながら【発見】と【想像】するツアーです。
私たちのツアーの特色は、下記のとおりです。

1.資料(写真、図)を見せながら歩く。資料説明はA3パネルを使用。
2.トラベルイヤホンの活用。
3.参加者にはマップを配布。
4.参加者は一回10名程度。参加料は500円(資料代・保険)。
5.大田観光協会の「大田まち歩き」で広報。

羽田の歴史は古く、1804年(文化元年)多摩川河口の新田開墾のため稲荷社(穴守稲荷神社)を草創した頃まで遡れます。
1902年(明治35年)蒲田-穴守に電車が通じ、東京の一大行楽地として賑うばかりか、1917年(大正6年)「日本飛行学校」がこの地に開校し、日本の民間航空草分けとして出発。
そして1931年(昭和6年)夏、正式に東京国際飛行場が開場しました。
今回は戦後羽田の空白期である占領時代を写している映画『東京ジョー』の研究者である大澤佳枝さんを特別にお迎えし、当時の背景など語って頂きました。
民間航空の発展と共に歩み続けている羽田空港、しかしその歴史は決して平坦なものでなく、まさに日本の近代史そのものです。
更に、羽田空港は今も「進化」し続けており、それは日本の未来を表しています。
参加者の皆さまには、充実した時間を過ごせたのではないかと思います。
皆さま、ありがとうございます!

【ルート】
①モノレールの整備場駅に集合・羽田の概要説明
②羽田空港の原点である旧整備地区を巡り、戦前のターミナル跡の発見
③映画『東京ジョー』のフィルムからGHQ時代の発見
④「妙高号」碑跡で慰霊
⑤GHQ時代に建設された今や空港で最後の旧蹟T101格納庫
⑥「稲荷橋」の行き止まりのナゾと穴守稲荷の事蹟、GHQ時代の強制退去
⑦「天空橋」と「羽田空港前駅」の不思議
⑧「赤鳥居」と旧ターミナルビルと穴守稲荷の発見
⑨日航350便碑で慰霊
⑩なぜここに桟橋が?意外な過去を発見
⑪羽田東急ホテル跡
⑫国際線ターミナルからシャトルバスで移動
⑬第一ターミナルビル航空神社参拝
⑭第一ターミナルビル展望台で「振り返り」
所要時間:約3時間(約10,000歩)
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羽田空港散歩

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