開催報告

Posted on 2015-01-20
東京おもちゃ美術館見学報告

平成27年1月20日(火)、四谷三丁目駅からほど近い「東京おもちゃ美術館」(東京都新宿区四谷4-20 四谷ひろば内)に中村理事長、大河事務局長ら3名による見学報告です。
おもちゃのコレクションを展覧する場は数多ありますが、ここは単なる展示でなく「触れて、遊んで、楽しんで」という大変素晴らしいコンセプトで設立、運営されています。

おもちゃ美術館は「世界のおもちゃと友達になろう」というスローガンのもと、東京中野にて1984年に開館されました。
“見る・作る・かりて遊ぶ”という3つの機能をそなえた美術館として、23年間広く愛されてきました。
そしてこの度、伝統ある四谷第四小学校のすばらしい建物を受け継ぎ、「東京おもちゃ美術館」として移転する運びとなりました。
「東京おもちゃ美術館」では、所蔵する数万点のおもちゃを皆様に紹介。NPO法人が運営するミュージアムとして、200名のボランティアスタッフ「おもちゃ学芸員」の支援のもと、未来を担う子どもたちに健全な「おもちゃ遊び」の場を提供します。
http://www.goodtoy.org/ttm/about/history.html

昭和10年に建てられた旧四谷第四小学校をそのまま利用し、国内外のおもちゃを使って全ての世代に楽しんで貰おうという「美術館」には、今日も沢山のお母さんと子供たちが利用しています。

わたしたちは、赤ちゃんからお年寄りまでの多世代にとって、豊かな出会いと楽しみを有するミュージアムを目指します。
◆市民立の美術館
東京おもちゃ美術館は「一口館長制度」に基づくお金の寄付と、ボランティアスタッフである「おもちゃ学芸員」の時間の寄付によって成り立っている「市民立」のミュージアムです。
◆親子で遊ぶ美術館
親と子ども。そのコミュニケーションをより円滑にすることによって得られる、共感や信頼、それに感性を創出できるよう、グッド・トイやおもちゃ学芸員が応援します。
◆文化を伝える美術館
洋の東西を問わず、和の色や木の文化、それに伝承遊びなど、遊びを通じて感じ、そして、楽しむことが出来る「文化」や「知恵」を絶やさないためにも、次世代に語り継いでいきます。
◆世代を繋ぐ美術館
「多世代交流の館」として、0歳から100歳まで、さまざまな世代の方が、おもちゃを媒介に自然と楽しいコミュニケーションがとれる「老若男女共同」の環境を提供いたします。
http://www.goodtoy.org/ttm/about/index.html

わたしたちも、童心どころか身も心も幼子に還ったようになって、楽しんでしまいました。
官立・公立ではない、本当に市民に根ざしたミュージアムが目指すべき極みを体感できた一日でした。
皆さまも、一度どうぞ訪れてみて下さい!

東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目駅」2番出口より
お子さま連れで徒歩7分
※ 駐車場の用意はございません。公共の交通機関をご利用ください
開館時間
10:00~16:00 (入場は15:30まで)
※「赤ちゃん木育ひろば」のみ15:30まで
休館日 木曜日
入館料
こども 500円  ※2歳以下は無料
おとな 700円 (中学生以上)
ペア券 1000円 (こどもとおとな各1名のペア券)
団 体 一人につき100円引き (15名より)

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